
2025年12月9日
「Gemini」と「NotebookLM」で仕事時間を半減させる方法|ビジネス活用事例
「生成AIを使ってみたいけれど、ChatGPT、Claude、Copilot... 種類が多すぎて何を使えばいいか分からない」 「結局、遊びで少し使っただけで、日々の業務には定着していない」
そんなビジネスパーソンにこそおすすめしたいのが、Googleが提供する「Gemini(ジェミニ)」と「NotebookLM」の組み合わせです。
これらは完全無料(※2025年現在、個人アカウント等で無料版が利用可能)で使える上に、セキュリティと精度のバランスが良く、日本のビジネスシーンとの相性が抜群です。
本記事では、今日からすぐに実践できる「ビジネス直結のAI活用術」を解説します。
1. 「Gemini」は "超優秀な新人アシスタント" として使う

Googleの生成AI「Gemini」の最大の特徴は、Google検索との連携力と、日本語の自然さです。ビジネスでは「ゼロから何かを生み出す(0→1)」作業で力を発揮します。
活用例①:謝罪メール・督促メールの作成
角が立たない言い回しや、ビジネスマナーを守った文章作成はGeminiの得意分野です。
【プロンプト(指示)例】
あなたはベテランの営業担当です。 先方(株式会社〇〇 様)への見積書の提出が、約束より1日遅れてしまいました。 誠実にお詫びをしつつ、本日中に必ず送ることを伝えるメールの文面を作成してください。 言い訳がましくならないよう、丁寧なトーンでお願いします。
活用例②:壁打ち(ブレインストーミング)
企画書や提案書の構成に迷ったら、Geminiに相談しましょう。
【プロンプト(指示)例】
展示会後のフォローメールの開封率が低くて困っています。 どのような件名にすればクリックしたくなるか、具体的な案を10個出してください。 ターゲットは製造業の部長クラスです。
2. 「NotebookLM」は "専属のアナリスト" として使う

今、ビジネス界隈で注目されているのが「NotebookLM」です。
これは「あなたがアップロードした資料だけ」を元に回答してくれるAIです。
嘘をつきにくく(ハルシネーションの抑制)、社内文書の分析に最適です。
活用例①:大量のマニュアルや仕様書の要約
100ページあるPDFのマニュアルや、業界の白書などをNotebookLMにアップロードします。
【使い方のイメージ】
指示: 「この資料の中から、セキュリティに関する規定だけを抜き出して箇条書きにしてください」
効果: 読むのに1時間かかる資料から、必要な情報を30秒で抽出できます。
活用例②:議事録からのタスク抽出
ZoomやTeams の文字起こしデータを読み込ませれば、完璧な議事録とTo Doリストが完成します。
【使い方のイメージ】
指示: 「この会議の決定事項と、誰がいつまでに何をするべきか(ネクストアクション)を表形式でまとめて」
効果: 議事録作成の手間がゼロになります。
3. 【応用編】Gemini × NotebookLM の最強ワークフロー

この2つを組み合わせると、業務効率は劇的に向上します。
情報の整理(NotebookLM)
自社の過去の提案書や、競合他社のWebサイト情報をNotebookLMに読み込ませ、「自社の強みと弱み」を分析させる。
アウトプットの作成(Gemini)
NotebookLMが出した分析結果をコピーし、Geminiに貼り付ける。
「この分析結果を元に、新規開拓用の営業トークスクリプトを作成して」と指示する。
これまで数日かかっていた「情報収集→分析→資料作成」のプロセスが、わずか数十分で完結します。
まとめ:AIは「サボる」ためではなく「価値ある仕事」のために使う
AIを使う目的は、単なる時短ではありません。
事務作業やリサーチの時間を極限まで減らし、「人間にしかできないコミュニケーション」や「意思決定」に時間を使うためです。
株式会社ENERALLでは、こうした最新のAI技術を社内の業務フローに積極的に取り入れ、圧倒的なスピードと品質で営業支援サービスを提供しています。
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